こけ続けてたら思った以上に人生楽しくなってきた件について。

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何も知らなかったフィリピンにいきなり飛び込んでみて、早いものでもう1年。思えばここ数年、予想もしていない方向に人生がごろごろごろごろ転がり続けているなと思います。

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転がってたらいつの間にかセブに

純ジャパど田舎育ちで何の疑問を持たないまま、大学に入って就活しはじめて「私文系なんですけど、ITの企業とか入れるんですかー?」とかアホ丸出しで言っていたのがたったの3年前。

なんちゃって短期留学くらいしか行ったことがない身で「いつか海外で働けたらいいなー」「若いうちから責任ある仕事任されるのとかカッコイイよね!」とミーハー丸出しで言っていたのが2年半前。

胸を張れる素敵な企業で内定者代表まで任せて頂いて、「よっしゃ頑張るぞ!」と意気込んでいたら、さくっと留年が決定したのがたったの2年前。

その後私の価値観・生き方を大きく変えてくれたサンフランシスコでのインターン。新卒ピカピカもいいとこで、右も左もわからないまましばらく日本で一人働いた日々(何より一番の敵は孤独でしたw)。

それでもやっと方向性も定まって落ち着いてきたかと思ったら、VISAが上手く行かず結局アメリカに戻ることが出来なくなって、困ったあげく選んだ道が、行ったこともないフィリピン・セブ島での事業立ち上げ。国が違うってのも大きいですが「Web制作会社からオフライン事業立ち上げ」って、今思えばよくその道を選んだなと自分でも思います。

こけること

私は小さいころからおっちょこちょいで、自分の足につまづいてよくこける子どもでした。こけるのって痛いし、下手したら傷のこるし、何より人にみられたらめっちゃ恥ずかしい。

大人になってからもあまりそこが変わってないのか、アメリカに来た初日に家賃詐欺に遭っていたことが判明して家なき子になったり、恥ずかしすぎて人に言えないレベルの失態もやらかしてきました。

キャリアって面でも、こけ続けていたら当初思い描いてた方向とは全然違った方向に進んでいました。一貫した方向に進み続けていないことは、それはそれで弊害もあるし、私自身「やりたいことにまっすぐ進めている人」の方が正直かっこいいと思ってます。私が心から尊敬している方々も、大体の方が信念・素晴らしい志を持って、計画的にまっすぐ突き進んでいる方だったりします。

ただ、実際の私は尊敬する方々よりも遥かに不器用で鈍くて、先々のことを計画しても物事がトントン拍子で進むことはほとんどありませんでした。一方でこうやってかっこ悪くこけることが一番の学びのきっかけになってきたと思います。

一度こけて痛い思いをしてから、同じ痛みを避けるために学ぶ。なんとも非効率で不器用な方法ですが、少なくとも一度経験している分、どのくらい痛いか、どうやったらそれを避けられそうかの感覚は掴めます。同じこけ方をした人の痛みも分かるし、「それやったら多分こけるよ」と、自分の経験をもとに他の人に教えてあげることもできるようになります。

いやでもConnecting the dotsってほんとだね

私は別に成功者でもないですし、スティーブ・ジョブズ氏にあやかりたい訳でも何でもないのですが、こんなひとりの短い人生においても、全然関係がないと思っていた過去の経験がいきなり活きたり、意図せずやっていた複数のことが突然つながったり、世界の驚異的な狭さや色々な偶然の重なりを何度か経験したりしてきました。私の場合、セブにきてからこんなことが起きてます。

まさかの雑誌ライターデビュー

大学時代社交ダンス部(競技ダンス)に入っていて、セブで趣味として社交ダンスを再開。一方で週末NPOセブンスピリットでスラムの子どもたちに音楽を教えるボランティアをはじめました。ある時ひょんなきっかけで、NPOの代表さん(フリーランスのライターさんでもある)と、社交ダンス界では誰もが知っているダンス雑誌の編集長さんが、ご友人だということが発覚しました。

私は書くことと踊ることが元々好きでしたが、まさかそれが組み合わさる日がくるとは思っていなかったですし(書きながら踊るという意味ではない)、まさかそんな繋がりから楽しいお仕事をもらえるなんて想像もしていませんでした。ご縁にただただ感謝です。

※ちなみに社交ダンス習いながら子どもに音楽教えてたら、私のダンスの先生と一緒に子どもにダンス教えることになりました。何が起こるか分かんないものですね。

フィリピンでの語学事業に、サンフランシスコのWeb制作会社での経験がめちゃめちゃ役に立ってる

同じ「海外で働く」とは言っても全然違うアメリカとフィリピン。どこで何をするかによって、求められる英語力やスキルも全く変わってきます。特にフィリピンでは、英語の壁こそそこまで感じずにすみますが、新しい壁や想定外のハプニング、答えのない問題などに日々ぶつかって奮闘してます。

ただ、国も職種も畑違いなはずの今のお仕事において、前のお仕事で学んだことがめちゃめちゃ役立っていることも事実です。

  • 海外と日本を繋ぐ事業なら、オフラインのサービス業だろうと結局Webが必須。
    ベースのIT知識があるだけでも全然違うなと感じました。
  • フォトショ・イラレをかじっといてよかった。
    立ち上げにおいては色んな業務が飛んできて、当たり前な話ですが全てをプロに依頼するわけにもいかないです。もちろんまだまだ未熟すぎるのですが、バナーやビラ、資料作りなどの際に、かじっているだけでも結構役立ちます。
  • フィリピンの人とのコミュニケーションにほぼ困らない。
    私の英語力はなんだかんだ微妙です。アメリカで働く中で「相手に信頼してもらう」には程遠いのですが、一方でフィリピンでビジネスをする上では正直十分だと思ってます。これは「英語=信頼性に直結」するのか、あくまで「英語=コミュニケーションのツール」なのか、「英語に何を求めているか」の違いかなと思います。
    あと、英語のメールのやり取りはある程度慣れておいて良かったなと実感してます。
  • 同居人が、サンフランシスコに10年以上住んでて、フィリピンのStartup Weekendのオーガナイザーやスタートアップイベントやってる人だった。
    これは本当に偶然な話ですが。サンフランシスコいなかったら彼女の凄さは分かっていなかったなと思います。この前まで500 Startups関連の人がさらっとルームメイトだったりして、Techの世界から一旦離れたとはいえ、よく考えればすごい環境にいる気がする。ちなみにお世話になっていたサンフランシスコの会社はStartup Weekend Bay Areaのロゴ手がけたりしてました。世界ほんとせまい。

進みながら考える

人生意外な方向に進みまくったり、仕事だけじゃなくてダンスだのボランティアだの手を広げたい放題で、「ななほって結局何やってるの?人生何がしたいの?」って言われればそれまでなのかなとも思います。ただセブに来てからは特に、「これが正しい」「これを自分はやっていくんだ」とあまり結論を急ぎすぎず、やってみたいことにはチャレンジしつつ、取りあえず進みながら物事を考えるようにしたいなと思ってます。なんせまだ言うて若いし体力あるし。

実際セブ島という環境にいると、今までの自分の当たり前が全く通用しない時が多々ありますし、特にNPOやボランティア関係のこと始めて以来、全く新しい発見や価値観に出会えて楽しいです。あと、複数のことに打ち込んでいると、どれかで一つで行き詰まることがあっても、他のことが心の支えになってくれることがあります。

なんだかんだ結果オーライな人生を歩んでいる気がしますが、こけ続ける中でいろんな方にご迷惑をお掛けして、そのくせいろんな方に救って頂いていることは紛れもない事実なので、お世話になっている方々には本当に本当に感謝しています。いつも感謝の言葉を言ってばかりで薄っぺらいですが、本当に感謝してもしきれないです。

特に私が大学生の時からお世話になっていて、私の人生が変わるきっかけを与え続けてくださっている高原さん(今の会社の代表)。まだまだおんぶにだっこで甘えてばかりなので、もっとちゃんと恩返しをしていきます。

何かと危なっかしいので人にオススメはあんまできない生き方ですが、元々「数千人の会社の一人」になる予定だったことを考えると、今の方が自分には合っているのかなと思います。これからも何かとこける気はしてますが、やれることからやっていきます!

では♪

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このブログを書いている人

コメント

  1. yuto より:

    こんにちは、現在フィリピンの語学学校に滞在している、大学3年生のyutoと申します。
    フィリピンで暮らす人のブログを色々見て回っていて、こちらに行き着きました。
    突然なのですが、サンフランシスコでの経験について伺いたいです。もし、よろしければ連絡いただけないでしょうか?
    詳しい自己紹介はその時にさせて頂きます。
    ご都合のよい時で構わないです。ご迷惑でなければよろしくお願いします。
    P.S.
    ブログの挿絵(?)がとても可愛いです。これからも楽しみにしています。

  2. sanuco74 より:

    Yutoさん、こんにちは!お返事が遅くなって失礼しました。もしまだセブにいらっしゃるようでしたら、Twitterにご連絡頂けますでしょうか?
    TW: twitter.com/sanuco_74
    読んでくださってありがとうございます 🙂

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