【本まとめ】デザイン初心者でも実践できる、デザインの原則について

Pocket

私はこの間まで「デザイン」というものを、センス・才能のある人のみが入れる領域かと思っていました。

ただ、どうもそうとは限らないようです。
「何がキレイなのか」、「かっこ悪い」と思えるものをどう直すか。
原則をまず言語化し、それがどう適用されているかを視覚的に確認する作業を繰り返すことで、 誰でも良いデザインのポイントが分かる、 誰でも良いデザインを目指せる。デザイン畑にはこれまで全く縁がなかった私ですが、この本を読んで、そんなことを学べた気がします。

 

「Non-Designer’s Design Book」

f:id:sanuco74:20111229154347j:plain

デザインという分野だけあって、さすがに文字で表せないことが多いですが、一度読めば分かります。誰にとっても分かりやすい本です。

ただ、そこで学んだことを「活かせるように」、しっかりと頭の中に入れておく作業は必要です。

また、フォントに関しては、翻訳本なので、英語のフォントについてひたすら書かれています。日本語のフォントについてもあればさらに嬉しいですが、翻訳本なので。。

以下、文字で表せるものだけでもまとめてみました。

◇◆概要◆◇

デザイナーでなくても知っておきたい、日常の場ですぐに活かせる「デザインの基本」を学べる本。

◇◆この本の前提とねらい◆◇

「知は力なり」=問題を言葉にできさえすれば、解決策を見つけることができる
人はデザインの悪さを感じることはできても、直す方法を知らない
⇒コンセプトを認識すれば、意識できる。良くない点に気付き、直せる。

◇◆4つの基本原則◆◇

上手なデザインに共通する基本原則

●コントラスト(Contrast)
●反復(Repetition)
●整列(Alignment)
●近接(Proximity)

◇◆近接(Proximity)◆◇

「近接=関係があること」
「関連する項目をまとめてグループ化する」

・近接の基本目的:組織化
・実現方法:目を細めてページを眺め、視線が止まった数を数える(3~5個くらいまでが目処)

◇◆整列(Alignment)◆◇

「ページ上のすべてのものを意識的に配置しなければならない」
「すべての項目がページ上のなにかほかのものと視覚的につながりを持つ」

・整列の基本目的:一体化と組織化
・実現方法:意識的に要素を配置。
・「強い線」を見つける
・中央揃えを使うなら、意識的・ダイナミックに

◇◆反復(Repetition)◆◇

「デザイン上のなにかの特徴を作品全体を通して繰り返す」

・反復の基本目的:一体化と、視覚的なおもしろさを加えること
・実現方法:すでに存在する一貫性を、もう少し推し進める

◇◆コントラスト◆◇

「2つの項目が正確に同じでないのなら、はっきりと異ならせる」
「臆病にならない」

・コントラストの基本目的:ページにおもしろみを作り出し、情報の組織化を支援
・実現方法:書体、線の太さ、色、形、サイズ、空きなどでつくる。
・大切なのは、強調すること

◇◆カラーを使う◆◇

●色と色の関係●
・補色(カラー・ホイールで真向いの位置にある色同士、黄色と紫など)

・トライアド(等しい距離にある3つの色の組み合わせ。赤×黄色×青など)
※スプリット・コンプリメント・トライアド
補色を見つけ、「補色の両隣の色」を選ぶ
⇒洗練された雰囲気
・類似色(ホイール上の隣り合う色から)

●色のバリエーション●
・純粋な色:ヒュー
・ヒュー+黒:シェード
・ヒュー+白:チント

●その他、色に関して●
・トーンに注意。近すぎると見えにくい
・寒色は背景に引っこみ、暖色は前面に出てくる

◇◆活字について◆◇

●活字の関係性●
・協調関係:スタイル・サイズ・太さなどのバリエーションがあまり多くない1種類の書体ファミリーのみを使った場合
⇒調和保てる、落ち着き、格式ある雰囲気、ときにはただ退屈
・衝突関係:スタイル・サイズ・太さなどが似ている書体を組み合わせた場合
⇒避けるべき!(類似性=混乱を招く、同じでもなく、違っているわけでもないので衝突)
・コントラスト関係:互いにはっきりと異なる書体や要素を組み合わせた場合
⇒強調、注意を引き付ける

最後に、この本に書かれてあることをWebデザインなどに活かしている素敵な記事があったのでメモ。
既に注目されていた記事ですが。
デザインを勉強したことがない人でもデザインできるようになるかもしれない4つの基本原則/
デザインの基礎力をワンランクアップしたい私(Webデザイナー)の注意書き

Pocket

このブログを書いている人

コメントを残す


CAPTCHA