サンフランシスコでインターンをして強く感じた5つのこと。

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私はまだ、ちゃんとした就労経験もありませんし、日本とどちらが良いかなど自分の経験から比較することもできませんし、優劣を考えるつもりもありません。

ただ、私がサンフランシスコでのインターン経験を通して痛感したことや、魅力的だと感じたこと(主に働き方の面)がいくつかありました。

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1.やばい、求められる英語のレベルが違いすぎる

働きはじめて最初の頃、私は「電話とりたくない病」と「ミーティングの時間が近づくと鬱になる病」にかかりました。

  • 相手の言っていることが全く理解できない時がある
  • 電話で相手の用件が分からないし、第一相手の名前が泣きそうなレベルで聞き取れない
  • 会議で意見はあってもうまく伝えられない
  • イベントに行っても会社の役に立てない。などなど。

お恥ずかしい話ですが、挙げだすと本当にキリがありません。

アメリカで働いてみてなんだかんだ一番痛感したことは、グローバルで働くなら「英語を不自由なく喋れて初めてやっとスタートラインに立てる」ということ。ある意味当たり前すぎる話ですが。

そして私が日本にいた時との感覚のギャップとしてあるのは、「英語が喋れること=アドバンテージ」ではなく、「英語が十分に喋れない=大きなハンディキャップでしかない」ということ。日本で就職活動をしていたときも、少なくとも英語が自分の足を引っ張るという状況はありませんでした。元々語学が好きで、喋れない方ではないし、TOEICも900点はある。そんな「まぁ、なんとかなるやろ!」という妙な自信は勤務初日に崩壊し、危機感に変わりました。

3ヶ月経ち、私の英語も少しは向上したものの、まだまだビジネスで使えるレベル(相手に信用を与えるレベル)にはなっていないなーとつくづく感じます。

なんていうか、こんな感じです。精進精進。

2. 情報の速さ・多様さ、人とのつながりやすさ

サンフランシスコ・シリコンバレー近辺では、毎日様々な種類のイベントが行われています。無料のイベントも多く、スタートアップ系のイベントやピッチなども毎日の行われていて、盛り上がっているなーという印象を受けます。

イベントを探すのも簡単で、情報も豊富です。( イベント情報サイトはこのあたり。)

Facebook, Twitterなどの有名な企業もオープンハウスのイベントを行っていて、色々なオフィスを訪問して、様々な人とネットワーキングが出来る機会が溢れているのも、こちらの魅力かなと思います。アメリカでは仕事が終わる時間も早いので、こういったアフターワークを有効活用できるのも素敵だなと感じました。

3. 「え、まだオフィスいるの?」文化

職種や業界によって差はあるとは思いますが、例えば私の会社の場合、7時頃には大体のスタッフが仕事を終えて帰ります。

良い環境だなあと思うのは、少なくとも「帰ったらまずそう」な空気は全くないこと。残業を「生産性を下げるもの」と捉えているカルチャー。その分仕事中のオンオフの切り替え、集中力は素晴らしいなと思います。

今でも覚えている、CEOからもらった初めてのフィードバック。

「ななほさー、仕事は丁寧だけど、速さが凡人だよね。オフィスに遅くまで残り過ぎ」

自分なりにスピードにも気を付けていたつもりだったので、正直言われた時はどうしようと思いました。自分のスキルがすぐに変わる訳でもなければ、仕事の量は増えることがあっても減ることはあまりない。そんな状況で私にでもできることって何だろう。

考えてみたところ、私の場合「遅い」と感じさせる原因には、「単純な時間的遅さ」「遅いと相手に感じさせていること」の2点があるように思えてきました。

それ以来「網羅→選択と集中」でスピード自体を上げる努力をしつつ、俗にいう「報連相」のような部分から改善するようにはしています。ただ、実作業自体のクオリティ・スピードを上げていく必要もあるので、本当にまだまだ。まだまだすぎる。

  • 徹底的なto do管理(網羅)
  • プライオリティ決めとスケジューリング(選択:重要度とかかる時間の兼ね合いで順番決め、帰れるようなスケジューリング)
  • 順番決めたら、時間決めてとにかくフォーカス(集中)
  • 一瞬でできそうなものはその場で片付け、後に回すものはいつまでにやるかの目安を相手に伝えておく(報告:「遅い」「まだかな」と思わせない)

4. 結果主義とフレキシブルさ

前のブログでも少し触れましたが、「結果を出さないと認めてくれない」という厳しさと「結果を出せばきちんと認めてもらえる」というフェアさは、イメージ通りでアメリカらしいなと思いながら働いています。

そして、そんなカルチャーのためか「結果を出せばいつどこで働いているかにはあまり拘らない」といった、働き方のフレキシブルさがあると思います。(これもまた職種などにもよるし、日本でもそういう会社はたくさんあると聞きますが)

時間帯のフレキシビリティはもちろん、こちらでは「WFH (Working From Home)」という働き方が浸透しています。会社に所属して週に1・2度WFHで働くなど、フリーランス等の選択肢の他にも、「自分に合ったフレキシブルな働き方」をすることは可能なんだなーと感じました。

5. その人の「人生」を活かした仕事の当て方

インターン→正式採用というプロセスを経ることが多いアメリカでは、その人がどんな人かを十分に把握した上で採用を決められるので、その人のスキルや強みに合った仕事・ポジションを割り当てることが可能だと思います。

また、「強み」に関して言えば、「その人が持っているものは、どんどん使えるところで使って行こう」という風潮があるように思います。私の例で言えば、大学時代に韓国語を趣味で始め、少しソウルに滞在していたのですが、来て早々韓国のマーケットリサーチやその他プロジェクトにも関わらせて頂けました。

その時に書いたブログがこれ

好きでやってはいたものの、まさか仕事で韓国語を使う日がこんなに早く来る(しかもアメリカで)とは思っていなかったので、正直かなり驚きました。お陰でもの凄く良い経験をさせて頂けたと思っています。

あと、その人の「パーソナリティ」に関連して強く感じたのは、「日本人の気遣い精神(空気が読めること)は十分に武器になる」 ということです。「私の強み」として頂いたフィードバックの中に、「相手がどのように感じているか、何をしたら相手が喜ぶかを事前に察知して、アクションを起こす」というものがありました。

これは私に限った強みでも何でもなければ、日本であれば「スキル」「強み」と呼べるものには入らないかなーと正直思います。ただ、違う文化に飛び込めば、今までの自分にとっての当たり前は当たり前ではなくなり、これまでの人生で自分が当たり前のこととして培ってきたことが、活かされうるのかもしれない。アメリカの様に多様な文化が混在している国では余計そういったバックグラウンドが活きるのかもしれない。そんなことを感じていました。

私の人生を大きく変えたインターン

そんなこんなで、この3ヶ月本当にかけがえのない、文字通り「人生が変わる」経験をさせて頂けたと思っています。

さー、まずは日本帰ってダイエットがんばるぞ。

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